そば乾麺をおいしく食べる、4つの方法
- By: Tora-taka
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そば乾麺を、おいしく食べる4つの秘訣
写真と文=片山虎之介
そば乾麺を、おいしく作るのは、さほど難しいことではありません。
いくつかのコツさえ心得ていれば、そば乾麺を使っても、そば屋さんに負けないくらい、おいしいそばができるのです。
押さえておきたい基本は、4つ。
それができたら、上級編として、3つ。
全部で7つの秘訣があります。
ここでは、初級編、4つの秘訣を、説明します。
これだけ知っていれば、そば乾麺は、手打ちそばと間違えるほど、おいしくなるのです。
そば乾麺を、おいしく食べるために【その1】
おいしいそば乾麺を、選ぶ
最初のコツが、最も重要なポイントです。
おいしいそば乾麺を選ぶこと。
これが大切なのは、誰でもわかります。
でも、スーパーの売り場には、様々な乾麺が、ずらりと並んでいて、「おいしいそば乾麺を選ぶ」と言われても、どれを選んだら良いのか、わかりません。
実際に、ひとつひとつ試食できればいいのですが、それは無理な話。
ですから、間違いのない方法として、まずは、どのそば乾麺がおいしいのかという情報を得ることが重要です。

おいしいそば乾麺が、どこにあるかを知るには、『日本蕎麦保存会』が行っている「おいしいそば乾麺大賞」のランキングを見るのが良いでしょう。
この賞は、蕎麦鑑定士と片山虎之介が、そば好きの人々の推薦でノミネートされたそば乾麺を、実際に食べてみて、どのそば乾麺が美味しいかを、判定するものです。
そば乾麺のおいしさを引き出すには、そば乾麺を、おいしく作る茹で方を知っていることが重要です。
正しく茹でて、食べ比べて、初めて正しい評価ができるのです。
誰がやっても、そば乾麺のおいしさを引き出せるわけではないのです。
ネット上には、いろいろな説が飛び交っています。中には、ひどく間違ったことが書かれているサイトも、あります。
他のネットの書き込みではなく、「おいしいそば乾麺大賞」の結果を信じていただくことを、強くおすすめします。
選ぶべき、そば乾麺は、ここで受賞した中に、あります。
そば乾麺を、おいしく食べるために【その2】
そば乾麺を、おいしく茹でる
そば乾麺の正しい茹で方は、『日本蕎麦保存会』がアップした記事「そば乾麺を おいしくする茹で方、NHK「あさイチ」に出演して解説」が、検索するとトップランクで出てきます。
この記事の通りにやっていただけば、間違いありません。

そば乾麺を、おいしく食べるために【その3】
そばつゆに、ひと手間かける
そば乾麺を、おいしく茹でても、汁が、おいしくなかったら、結局、まずいそばを食べることになってしまいます。
そばと汁は、二人三脚です。
どちらがコケても、一等賞にはなれません。
おいしいそばを食べるなら、絶対、一等賞になる必要があります。
だから、汁を選ぶことが重要なのです。
そば乾麺を、おいしく食べるために【その4】
薬味、具材に凝る
そばがおいしく茹で上がり、そばつゆも、麺と相性の良いものが、ちゃんと準備できたなら、もう八割ぐらいは勝ったも同然です。
そこで、安心するのではなくて、本気を出して、もう一押しするのが、そばおいしく食べる最大の調味料だと思ってください。
そばを、本当においしくする秘訣は、ここにこそ、あるのです。
薬味は、冷たいそばなら、大根おろしを用意してください。
辛味大根が用意できれば、最高ですが、なければ青首大根でもかまいません。
辛さがあったほうがいいのですが、青首大根の辛さは、ちょっと我慢できない鋭さがあるので、辛い部分と辛くない部分を、お好みの具合に混ぜてください。
これをそば猪口の中の汁に入れて食べると、そばのおいしさが倍増します。
温かいそばの薬味は、七味唐辛子が、おすすめです。
そのほかに、ゆずで香りをつけるのも、そばの魅力をアップさせます。ちょっとしたことのようですが、これがなかなか、効果があるのです。
刻みネギやゴマをトッピングするのも、いいですね。
そば茶の実をトッピングしても、香ばしい香りが付与されて、楽しめます。
ご自分の判断で、いろいろな薬味を試してください。
そばに添える具材の代表格は、エビの天ぷらですね。
かき揚げや、季節の旬の野菜天ぷらも、そばのおいしさを、倍増させます。
そこに生たまごを落とすと、天玉そばになります。
これだけ役者が揃えば、もう、怖いものなしのおいしさになるでしょぅ。
ご家族と一緒に、そばを食べる幸せを、満喫してください。
